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一般的に抜け毛になりやすい体質は遺伝すると言われていますが、これはDNAに前回解説の男性ホルモン作用が遺伝子として刷り込まれているためと言われています。
しかし現段階では、まだ正確には証明されていません。
親が大丈夫だからといって安心できません。
抜け毛、薄毛になりやすい体質をうけ継いでいる方は、生活習慣や頭皮に対するケアに注意を払うことで防止可能です。
同じ家族内で生活していると食生活、生活習慣が親の世代からどうしても同じになってしまう傾向があります。
最近の研究では、こうした遺伝的要因による抜け毛の原因は、父親よりも母方の遺伝子による影響が大きいという説が有力視されてきています。
ドイツ大学の研究チームの報告 (all aboutの記事より)
発表によると、チームは40歳以前に薄毛になってしまった男性の家系の血液を調査、若くして薄毛になってしまった人は、X染色体にあるアンドロゲン(男性ホルモンの一種)の受容体・遺伝子に変異を認めることができた、というのです。
「突然変異によってアンドロゲンが強くなり、髪が抜けやすくなるのではないか。
X染色体は母親からしかうけ継がないため、母親の父が薄毛なら、薄毛になる遺伝子を持っている可能性が高いといえるかもしれない」
この発表では、母方の祖父の髪の毛が薄ければ抜け毛・薄毛の遺伝子をうけ継いでいる、ということになります。
遺伝の単因子遺伝による薄毛は4%といわれていますので、食生活、生活習慣の改善で防げる確率が高いと思います。
抜け毛が遺伝によっておこる場合は、隔世遺伝するケースが多いという報告もあります。
遺伝にとらわれることなく、正しい生活習慣と抜け毛・薄毛対策を実施して、バランスの良い食事、食生活、頭皮マッサージ、規則正しい生活リズムなどを習慣化することで、進行を結構遅らせることが可能です。